兵庫県公立高校入試問題の傾向と攻略法【数学編】

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兵庫県公立高校入試 数学の出題傾向と攻略法をざっくり解説

例年 各分野から出題 幅広い対策が必要

下の表のように、中学3年間で学習する数学の各分野からバランスよく出題されている。
従って、ヤマを張るような勉強法は通用しないので、全分野、幅広い対策が求められる。

2020(令和2)年~2024(令和6)年 出題傾向

出題形式

① 全部で大問が6問 
② 大問1は小問集合(3点×8問)、大問6は様々な単元の思考を必要とする融合問題 
③ 大問2~5は方程式、関数、図形、データの活用などからバランスよく出題

出題傾向

まず大問1は、計算問題など基本的な技能を問う問題がほとんどであるので、確実に得点したいところ。
大問2以降は各小問で難易度の差が大きいのが特徴で、各大問の小問(1)(2)は比較的易しい問題が多い。


大問1問あたりにかけられる時間は長くても10分が限界なので、問題を読み、解答できるかどうかを素早く判断し、行き詰まったら躊躇なく次の大問へと移るという時間配分テクニックが必要である。


また、最近のみられる特徴として、非常に文章量が多いことが挙げられる。(特に大問6)
基本的な知識・技能に加えて、文章読解力・思考力・情報を読み取る力が必要とされるので、傾向に合わせた対策に取り組んでおく必要がある。

実力を最大限に発揮する攻略法

① 大問1の小問集合は確実に押さえる。ケアレスミスに注意。 
② 大問2以降は時間切れを避けるため、行き詰ったら次の大問へと移る。模試などで時間配分の感覚をつかんでおく。 
③ 各分野からバランスよく出題されるので、苦手分野をつくらないように満遍なく対策しておく。
④文章量に圧倒されないように、読解力を意識した対策を行っておく

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この記事を書いた人

油谷のアバター 油谷 学研CAIスクール三田駅前校塾長

大学卒業後に民間企業で5年間勤務した後、公務員(警察官)として18年間勤務。警察官時代には、韓国での語学留学(その後、通訳・翻訳担当に)、そして中東・クウェートの日本大使館で外交官としての勤務を経験することができました。いつも子供たちを指導しながら、「何のために勉強しているのか」「学んだ先には何があるのか」を、実例を挙げて具体的に示すことを心がけています。

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