今日は、よく耳にする中学生の声について書いてみたいと思います。
この記事を執筆しているのは、学研CAIスクール三田駅前校塾長の油谷です。
2015年に学研CAIスクール三田駅前校を開校し、小学生から高校生までの指導を行っています。
「勉強のやり方がわからない」
塾長として生徒たちと接していると、この言葉をよく耳にします。でも、実はこの言葉の裏側には、いくつかの異なる意味が隠されているんです。
本当に方法がわからないのか?
実は、多くの場合「やり方がわからない」というのは建前で、「やりたくない」という本音が隠れていることが少なくありません。これは決して生徒を責めているわけではありません。誰だって、すぐにはやる気が出ないものですよね。
ただ、ここで一つ、塾長からのアドバイス。
特に学校のワークについては、実はやり方はとてもシンプルです。「習ったところをその日のうちにやる」
たったこれだけなんです。
なぜ「その日のうち」が大切なの?
授業で習ったことは、その日のうちが一番頭に残っています。先生の説明も鮮明に覚えているはず。だから、その日のうちにワークをやれば、どんな問題なのか、どうやって解くのかも、スムーズに理解できるんです。
ところが、「テスト前にまとめてやればいいや」と後回しにしてしまうと…。
そうです。皆さんも経験があるのではないでしょうか?
- 問題の意味がわからない
- 解き方を忘れている
- そもそも何を習ったのか思い出せない
結果、「勉強のやり方がわからない」という状況に追い込まれてしまうのです。
今日からできる具体的なアクション
「わかっているけど、なかなかやる気が出ない…」
そんな人のために、具体的なアドバイスを。
- 授業が終わったらすぐに、その日習った範囲のページを開く
- とりあえず1問だけ解いてみる
- 1問解けたら、もう1問…
「1問だけ」と決めれば、心理的なハードルは下がりますよね。でも、1問解き終わると、不思議と「もう1問」という気持ちが湧いてくるもの。これが習慣化への第一歩です。
最後に
「勉強のやり方がわからない」と悩んでいる皆さん。
まずは今日、たった1問でいいので、学校で習ったところのワークをやってみませんか?
きっと「あれ?意外と簡単だな」と感じるはずです。
その小さな成功体験が、明日への意欲につながっていく。
そんな好循環を、一緒に作っていけたらと思います。
さあ、今日の授業で習ったページを開いてみましょう!