反抗期のお子様を持つお母様方へ

保護者面談などの機会に、

反抗期のお子様を持つお母様方からの

ご相談を受けることが非常に多くあります。

ご家庭によって事情は様々ですが、以下のように伺う場合が多いです。

・子供が親の言うことに全く耳を傾けない
・子供の態度が家庭内の雰囲気に良くない影響を与えている
・この状態がいつまで続くかわからず、心身ともに疲弊している
・親としての自信を失いそうになり、つらい
・父親(主人)が私に任せっきりで、きちんと子供と向き合おうとしない

これに対し、

こちらからお話しする内容も様々ですが、

とても深刻な場合は

だいたいこのようにお答えしています。


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お母様から話をお聞きしまして、多くのことを感じました。

本当に大変な時期をお過ごしで、その気持ち、痛いほど伝わってきます。

まずは、一息ついてくださいね。

お母様がこんなにも強く、優しく、ご家族のために尽くされていること、その素晴らしさを忘れないでください。

さて、お子さんは今、成長の途中で自我が芽生え、自ら主体的に判断・行動しようと試行錯誤する時期に入っています。

それは、お母様がしっかりとした愛情の基盤を築き、ここまでしっかり育ててこられた証です。

お子様は、試行錯誤の中で当然思うようにいかないこともあり、今は葛藤の真っ只中で、ちょっとした嵐のような状態になっているのです。

でも、やがてこの嵐が過ぎれば、きっとお子さんもお母様の愛情をしっかりと感じるようになるに違いありません。

ご主人については、なかなか大変そうですね。

でも、これを機に少し心を開いて、お母様の本音を話してみてはどうでしょうか。

素直な気持ちを、静かな時間を選んで、ゆっくりと伝えることができれば、新たな一歩になるかもしれません。


最後に、お母様ご自身のケアも忘れずに。

自分を大切にする時間も必要です。

時にはリラックスして好きなことをする時間を設けて、自分自身を労わってください

お母様がいきいきとしていれば、家族全体の雰囲気も明るくなりますよ。

いつでもお話を聞かせてください。

一緒にしっかり乗り越えていきましょう。

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この記事を書いた人

油谷のアバター 油谷 学研CAIスクール三田駅前校塾長

大学卒業後に民間企業で5年間勤務した後、公務員(警察官)として18年間勤務。警察官時代には、韓国での語学留学(その後、通訳・翻訳担当に)、そして中東・クウェートの日本大使館で外交官としての勤務を経験することができました。いつも子供たちを指導しながら、「何のために勉強しているのか」「学んだ先には何があるのか」を、実例を挙げて具体的に示すことを心がけています。

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