やってはいけない勉強法①~調べながら解いて終わり~

皆さんは学校のワークや塾の宿題の問題を解くとき、まずは自分のアタマで考えて解いてますか?
ちょっと考えてわからないとき、すぐに教科書や参考書に頼ってないでしょうか。

目次

わからない問題にぶつかったら・・・

ワークブックなどを解いていて、わからない問題にぶつかったら、まずはじっくり考えよう。
英語や数学、理科なら、考えた末に解き方や答えにたどりつく場合がある。
社会などの一問一答の知識問題の場合は、とりあえず、わかる問題だけでも答えを書こう。

考えても、どうしてもわからない、思い出せない問題には印を付けた上で、教科書や参考書で調べよう。
ここで注意しなければならないのは、

「自力で解けた問題」と、「調べながら解いた問題」をきちんと区別すること

調べて解いた問題は、翌日以降、何も見ずに解きなおしてみること

「何も見ず解きなおす」というのは、学校でテスト問題を解くのと同じ条件だ。

この解き直し行ってこそ、テストでの真の解答力が確実に身につく。

いきなり最初から調べながら問題を解けば、それは勉強ではなく「書き写す」という作業になってしまい、ほとんど頭に入らず、翌日には忘れてしまっている。

解き方が思い出せない場合は・・・

大丈夫。一度調べて理解したからといってすべての問題を解けるようになるほど甘くはない。
もう一度、教科書や解説をじっくり読み、理解を深めよう。
そこで意識するのは、その問題を解くことができなかった理由を振り返ること。つまり、

コレを知っていたら、ココを理解していたら、この問題は解けていた!

という箇所をしっかり押さえるようにしよう。

繰り返しの先に点数アップが待っている!

解けなかった原因がわかったら、そこをしっかり理解・定着させ、再び翌日以降に解きなおそう。

効率よく解き直しができるように、問題に付ける印にルールを決めておこう。例えばこのように。

例)自力で解けた問題は「/」、調べて解けた問題は「〇」、調べても理解できなかった問題は「?」

そして、何も見ずに解けるようになった問題はどんどん「/」を付けていこう。

まとめ

・わからない問題でもいきなり調べながら解くのはやめよう
・調べて解いた問題、解説を見て理解したは翌日以降に解きなおそう
・解き直しからが本当の勉強、何も見ずに解けるようになるまで繰り返そう

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この記事を書いた人

油谷のアバター 油谷 学研CAIスクール三田駅前校塾長

大学卒業後に民間企業で5年間勤務した後、公務員(警察官)として18年間勤務。警察官時代には、韓国での語学留学(その後、通訳・翻訳担当に)、そして中東・クウェートの日本大使館で外交官としての勤務を経験することができました。いつも子供たちを指導しながら、「何のために勉強しているのか」「学んだ先には何があるのか」を、実例を挙げて具体的に示すことを心がけています。

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