数学はなぜ勉強するの?~理由5つ~

皆さん、数学の勉強がなぜ必要か、疑問に思ったことはないですか?

中2・中3で勉強する三角形の合同証明や、因数分解など、日常の生活で使うことなんてあるのかな?って思うことは誰でもあると思います。

将来、技術者や研究者、教員などになるのでなければ、確かに数学で習ったことが直接必要となることはないかもしれません。

しかし、「数学的なものの考え方」はとても重要で、「何の役に立つの?」と聞かれれば「あらゆることの役に立つ」というのが答えといっても言い過ぎではありません。

もしお子さんに「数学なんて、なぜ勉強しなけれなならなの?」って聞かれたら、こう答えてあげてください!

目次

その1 きちんと考える力がつく

数学は考えて答えを出す科目です。

スポーツ競技やゲームをするときもどうすれば高スコアを取れるか、一生懸命に考えますよね。

考え抜いた結果が高得点につながると達成感があります。

数学では、暗記した知識を解答欄に書くだけの問題はあまり出ません。

将来の仕事でもそうです。何かを覚えるだけでななく、考えることの連続です。

自分の頭で考えて答えを出すための訓練をしてるんだよ!

こんなふうに言ってあげてください!

その2 理由を意識する習慣が身に付く

数学では「答えはたぶんこうなる」 という曖昧な考え方は許されません。

数学に熱心に取り組む事で、”なぜそうなるのか”を

深く意識するようになり、

好奇心・探究心が高まります!

もしお子さんが「どうしてこうなるのかな」ってつぶやいたら、

「いいところに気が付いたね!」と言ってあげてください!

その3 順序立てて考えるようになる

日常生活でも、何か難しいことに直面したとき、何から考えればいいかわからないことがありますよね。


数学では、

①まずこう、
②次にこう考える、
③だからこうなる、

ときちんとした順序立てが必要で、日常生活でもとても役立ちます。

(学年・内容によりますが)もしお子さんが順序だてて理路整然と話してたら「わかりやすいね!」と褒めてあげてください!

その4 人を説得する力がつく

人を説得するとき、なんで?って言われたら、その理由を説明しなければなりません。

例えば、「なんとなくそう思うから」と言うより、数字を挙げるなどして必要性・重要性を説明したほうが、納得してもらいやすくなりますよね!

数学の学習には説明が上手になる効果があるのです!

その5 将来、仕事ができるようになる

子供たちも将来は仕事をしなければなりません。

やり方はずっと誰かが教えてくれるわけではなく、自分で考えなければなりません。

数学の問題は、例えばたくさんの式を立て、順番に計算していく必要があります。

これは将来、仕事を手際良く効率的にこなす訓練になります!

まとめ

1 きちんと考える力がつく
2 理由を意識する習慣が身に付く
3 順序立てて考えるようになる
4 人を説得する力がつく
5 将来、仕事ができるようになる

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この記事を書いた人

油谷のアバター 油谷 学研CAIスクール三田駅前校塾長

大学卒業後に民間企業で5年間勤務した後、公務員(警察官)として18年間勤務。警察官時代には、韓国での語学留学(その後、通訳・翻訳担当に)、そして中東・クウェートの日本大使館で外交官としての勤務を経験することができました。いつも子供たちを指導しながら、「何のために勉強しているのか」「学んだ先には何があるのか」を、実例を挙げて具体的に示すことを心がけています。

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